【プログラミング初心者OK】アプリのスクレイピングの方法教えます!【Androidアプリ編】【実装サンプル付】
スクレイピングといえば一般的には「Webブラウザで行うもの」と思われているかもしれませんが、実はiPhoneアプリやAndroidアプリでもできることをご存知でしょうか?
例えばアプリだけで展開しているサービスだったり、ページングが多くてWebブラウザでスクレイピングするのが大変などといった時にアプリのスクレイピングが有効になります。
この記事ではアプリでのスクレイピングの方法を一からお教えします。ある程度のプログラミング知識があることが望ましいですが、初心者の方でも簡単に行っていただけるよう丁寧にご説明しますのでご安心ください。
想定読者
この記事は以下のような読者の方を想定しています。 当てはまる方はぜひ読み進めてください。
読了後にできるようになること
この記事を最後までお読みいただくと、読者の方ご自身で以下のことができるようになります。
本題に入る前に
先程から名前だけは出ていましたが、この記事ではアプリのスクレイピングにAppiumというツールを利用します。アプリの自動化(例えばエンドツーエンドテスト等)を開発する上で世界で最も広く使われているツールです。
また記事内にいくつか専門的な言葉が出てくるのであらかじめこちらで簡単に説明しておきます。
- 実機:物理的な端末のこと。iPhone実機といったら実際お持ちのiPhone端末のことを指します。
- iPhoneシミュレーター:Mac上で動作するiPhoneの仮想マシンのこと。iPhone実機を持っていなくてもiPhoneアプリを動かすことができます。
- Androidエミュレーター:Android端末の仮想マシンのこと。Android実機を持っていなくてもAndroidアプリを動かすことができます。
- Apple Developerアカウント:iPhoneアプリを開発・リリースするのに必要なアカウントのこと。スクレイピングのみでしたら無料で行えます。
前提知識
Appiumでスクレイピングを行う上で前提となる知識をご紹介します。
- iPhoneシミュレーター内にはAppStoreが存在しない、つまりアプリをインストールできないためスクレイピングには利用できない
- iPhone実機でスクレイピングするにはApple Developerアカウントが必要
したがって、あなたがiPhoneアプリとAndroidアプリどちらをスクレイピングしたいかによって必要となるものが違います。
iPhoneアプリをスクレイピングしたい場合
Androidアプリをスクレイピングしたい場合
上記をご覧いただくと分かるように、スクレイピングを始めるに当たっては、iPhoneアプリのスクレイピングの方が若干ハードルが高いです。特にこだわりが無いのであればAndroidアプリでスクレイピングを行っていただくのが良いと思います。
この記事で話すこと
この記事ではタイトルの通り、Androidアプリのスクレイピングについて解説します。iPhoneアプリのスクレイピングに関してはもしご希望が多ければ別記事を書くかもしれません。
また、AndroidアプリのスクレイピングはMacでなければいけない理由はありませんが、この記事ではMacを利用して解説します。Windows等をご利用の方はこの記事を参考にしつつ、ご自身の環境に合わせて微調整を行ってください。
この記事で話さないこと
それでは早速やっていきましょう。
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